百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

MENU

2026年1月26日

 

スマホを長時間観る習慣が心身に悪影響を及ぼす。そういった趣旨のネット記事を見て、ちょっと気持ちが沈む。そうだよなあ、と思う。自分はどちらかというと「見ない方」だと思うけれど、それでも夢中になってつい時間を浪費してしまう、なんてことは多い。移動中の電車内を眺めると、感覚としては7~8割の人がスマホを見ている。一方私は、移動中はスマホを見ないと決めており、もっぱら本を読んでいる。ただ、と冷静になる。スマホが悪で本が善、といった決まりがあるわけではない。教養を得るための文学を電子書籍で読むことと、低俗(と一般にされている)な週刊誌を読むのとを比較して、それでもスマホがよくない、とまでは言えない。要は日常に潜り込む熱中が度を超すのが良くないのであって、そうであれば、本を夢中になって読むことが「無条件でほめられること」でもない。本さえ読めば、という短絡的な安心感にひたるのは止めようと思った。