百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2025年9月29日

 

やらなければいけないことがたくさんあるなあ、、、と放心状態になりながら帰宅途中、自宅近くにある小さなカフェの前を通り、数日前の微笑ましい風景をふと思い出して頬が緩んだ。お母さんと一緒に歩いていた小さな女の子がカフェの前で足を止め、入口の小窓から店中を覗く。店内は暗かった。残念、休みなんじゃないか?と思ったのも束の間、入口の脇の窓からにゅっと店主が顔を出した。女の子はお客さんではなく、まるで近所のお兄さんに挨拶をするために立ち止まったかのよう。「おはよう。いってらっしゃい」そんな会話をしていたのかなと想像しながら、通り過ぎた。そんなことがあったのを、うっかり忘れ去るところだった。