
定期的に出店しているギャラリーで出会った作家さんは朝、近所の公園の鉄棒で懸垂を行うことを日課にしているという。細身の女性で、とてもそのようには見えなかったので(偏見ですね)驚いた。何を目指しているの?と聞かれたときの答えはまだない、なんて彼女は笑って言う。翻って自分はどうだろう。体のかたさに愕然としたことがきっかけで、1か月ほど前から、毎晩寝る前にストレッチをしている。といっても前屈のみ、せいぜい2~3分程度。懸垂に比べたら屁みたいで、言っていて恥ずかしくなるくらいだ。じゃあそれは何のため?何を目指しているの?・・・そうですね。しいて言えば、「物事を地道に、淡々と続けられる、忍耐力のある大人を目指しています」といったところだろうか。