百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2025年7月17日

 

仕事終わりの電車内。窓からなんとなく外の景色を眺めている。ぎっしりと並ぶマンションを中心とした住宅群。これらの建築に、(微々たるものだけれど)かつて仕事で加担した私は、建物が建つことによって何らかの生命が失われ、環境が様変わりしたことにも、同じように加担してきた。良いことをしてきたはずなのに、そう思うと何だか悔しくなってきて、バカらしくなってきて。それを必要とする相手がいる限り仕事の重要性はゼロにはならない一方、視点を変えれば罪の意識にもつながるということが分かる。そんなこと気にしていたら仕事なんてできないよ、という気丈な声と、そうやって悩むこと、逡巡することが大事なんだ、となぐさめる声とが、自分の腹の中で共存しているようだ。