百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2025年7月2日

 

一週間、二週間と、同じ著者の本を読むことに終始していると気づいたら、少し本とのつきあい方を見直した方が良い。そう思うようになった。好きな本を繰り返し読むことを否定しているのではない。むしろ自分自身、同じ本を繰り返し読む方だ。ただ一方で、他の著者の本もバランスよく読み、さまざまな声に耳を傾けなければ、自ずと考え方も偏ってしまうとも感じている。だから、数年前までだったら手に取らなかったであろう種類の本であっても、多少なりとも興味があれば、読もうと意識している。