百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2025年6月17日

 

仕事を終えて夕方事務室を出たら、しばらくの間、暑さが心地よく感じられた。日中、空調で管理された事務室にこもっていたから、外の空気を浴びておらず、温度も感じていなかった。その時間が長かったからか、一瞬体が混乱したようだった。朝、駅から事務室に向かって歩いている時はその暑さにうんざりしていたくらいだったのに、夕方にはその暑さをわずかに欲していた。気温による快不快も、それまでの環境に左右されるのだということを実感した。