百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2024年5月18日

 

蔵の本屋で店番。店番中と、行き帰りの電車の中とで、だいぶたくさんの本を読む時間があったので(熊谷へは片道90分弱電車に乗り続けている)、内田樹「武道的思考」をずっと読んでいた。台風の日、瀬田の道場でただ一人、教え子が来るのを待っていたという「教育とはおせっかいなのだ」という話が特に好きで、何度も読んでは自分に重ねている。

 

「教わりたい」という人が誰もおらず、「教えたい」という自分だけがいるという状況は何か非合理なんじゃないかと思った。

 

求めている人がいるから提供する、という順番ではなく自分も、ただ「知ってほしい」と思う本との出会いを一方的に紹介して、共感してくれる人を待つ。そういう姿勢でい続けたいと思った。