百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年5月18日

 

天気が良くて、部屋の中に日光が差し込んでくるのを見て嬉しくなってくる。こういう感情は、昔はなかなかなかった気がする。晴れて当たり前、そう思っていたのかもしれない。パリッと乾いた服を着ることができるのは一つの幸せ。そういう言葉を、子どもの頃だったらなんとも思わずに聞いていただろう。外に干して、日に当たってきちんと乾いた服を着られること。これってすごく心地よいことだと今更ながら気づいた。