かわいいことりちゃん/作:コナツマキコ 絵:コナツコウイチ ニジノ絵本屋
正月、実家に帰省した時に、久しぶりに3歳の姪に会った。しばらく見ないうちに、と言っても1年くらいのことなのだけれど、大きく成長していて、驚いた。可愛らしい姪とのやりとりは普段味わえないもので、終始頬が緩みっぱなしだったに違いない。
お年玉で、と姪に絵本をプレゼントした。「かわいいことりちゃん」もふもふの体の小さいことりちゃんに、深く感情移入する絵本だ。
「きょうりゅうになっちゃった」突拍子もない状況にわあと声を上げて驚く姪。「あなたはどのことりがすき?」たくさんのことりがページ一杯に広がる絵をみて「どれもすき!」と笑う姪。それらの姿が新鮮で、大人が思う以上に、子どもにとって絵本は必要不可欠なものなのだと感じた。