百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年9月9日

 

電車内で考え事をする。本を読んでいることも多いけれど、本をしまい、あれこれと考えていることも多い。その対象は行ったり来たり。その時間がなんだか豊かだなぁと思っている。降車駅に着いた時にはほぼほぼ忘れているのが玉に瑕だ。

 

あ、これはミニエッセイに書き留めたいネタだなぁとか、思いつくことはたくさんあっても、すぐにメモを取れる状況でないことも多く、なかなか記録に残すことができない。こうして空の彼方へ飛んで行ってしまった良質なアイデアがこれまで一体どれくらいあっただろう。頭に浮かんだ大切な種を、忘れないうちに記録する、そのタイムラグを少なくすることが目下の課題だ。