法科大学院の仕事が遅番。ひとり事務室で作業をしながら、「なんだか信頼されている」感覚が身体に宿っていることに気づく。遅い時間に仕事をしていること、それだけをもって「充実している」とはもちろん言えないけれど、たとえまやかしでも、現に充実感がある、ということは大事だと思っている。今やっていること以上に建設的かつ有益な仕事が他にもあって、そのことから目を逸らしている、と言われるかもしれない。しかし、目の前の仕事を、あぁやりたくない、面倒臭い、なんでこんなことを・・・とぼやきながらこなすくらいだったら、こうしてウキウキしながら過ごした方が良いに決まっている。何よりも楽しい。