百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年8月16日

 

帰省したときに父が、地植えの大きい百日紅には普段からの水やりは不要で、土の中の水分を根で吸い取って生きているのだと言っていた。こんなにカンカン照りの暑さが続く中でも花を咲かし続けているというのに。そういえば、都内でも大通りに沿ってたくさんの街路樹がある。これらに水やりをしているわけではないだろう。この土の中で、水分を集め、生きているのだと思うと、木に対する尊敬の念が強まる。あとは、この土の中、根っこはどこまで広がっているのだろうかという好奇心だ。