百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年7月20日

 

ドライエリアにまで進出した本棚に積まれた本を眺めて、本が一定量を超えるとそれはそれで心に負荷がかかるのだと気づいた。まるで心の許容量を超えてあふれた水のようだ。どんどん溜まるとその分情報量は増えるけれど、ただそこにあるだけのものも出てくる。だからそうならないように、自宅の本棚区画内をひとつの制限として、それを超えないように本を入れ替える。本にも新陳代謝が必要だ、なんて、だいぶ前から分かっていたのに、実感として感じたのは初めてかもしれない。