ゴールデンウィークの予定を立てている。一人手帳とにらめっこをしながら、ニヤニヤしている自分にふと気づき、気持ち悪くなった。あわただしく連休を過ごす「自称忙しいマン」になりたいのか、予定がなくダラダラ過ごすのが怖いのか、なんなんだ。いや、身体の中から「予定を入れて行動したい」というマグマのような熱が現れて、手帳に予定を書き込みたくなっているのだ。こんな気持ちになったのはいままでなかったのではないか。
とはいえ、予定をびっしり詰めこんで、何もない日が全くなく数週間続くというのもなんだか怖い。いわゆるオフも、絶対に必要だ。結局、「これがちょうどよい」という塩梅がなかなか見つからず、手帳から目が離れない。