百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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LYRAのGarden Pen

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鉛筆の書き味の良さを見直すようになって以降、手に取って大切にしている鉛筆が、これだ。リラというドイツのブランドの鉛筆で、ガーデンペンという名前の通り、アウトドアで使うのにちょうどよい。雨に濡れても字が流れにくいそうだ。日曜大工を行うことはあまりないけれど、そんなときにこの鉛筆を持って、木材に印をつけたら様になると思う。わたしは普段使いとして。 

 

小学生の時はたぶん三菱の鉛筆をずっと使っていた。中学生になってシャーペンを使うようになった時、どこか心の中で「シャーペンは便利だけど、邪道だ」と感じていた。人を説得するように説明することはできないのだけれど、その想いは大人になっても実は変わらない。中学生の時の野生の感覚は、もしかしたら正しいのかもしれない。