自分のなかにちょっと矛盾した言葉が両立していることに気づくことがある。そのうちのひとつが、昨日、考えをノートに書き散らしていたときだ。本に対する態度のこと。
「自分が良いと思った本を好きに読めばよい」それは大事なことだ。読みたくなかったら無理して読む必要はない。たとえ、漫画ばっかり読んでないでと親に怒られても、読みたければ読めばよい。それが読書の前提だ。しかし一方で、「つまらない読書もムダではない」とも言える。本選びを頑張ろうとすると途端に読書が苦痛になる。まぁ、はずれでもいいや、これは好きじゃないのだと気づけるのだから、と肩の力を抜くと、読書は途端に面白くなるよ。