百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

MENU

2021年12月7日

f:id:bibbidi-bobbidi-do:20210928110130j:plain

 

自分のなかにちょっと矛盾した言葉が両立していることに気づくことがある。そのうちのひとつが、昨日、考えをノートに書き散らしていたときだ。本に対する態度のこと。

 

「自分が良いと思った本を好きに読めばよい」それは大事なことだ。読みたくなかったら無理して読む必要はない。たとえ、漫画ばっかり読んでないでと親に怒られても、読みたければ読めばよい。それが読書の前提だ。しかし一方で、「つまらない読書もムダではない」とも言える。本選びを頑張ろうとすると途端に読書が苦痛になる。まぁ、はずれでもいいや、これは好きじゃないのだと気づけるのだから、と肩の力を抜くと、読書は途端に面白くなるよ。