百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2021年10月14日

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ポストに入っていたレターパックを取り出していたずらをした男が逮捕された、というニュースを観た。何を思ってそんなことを、と思ったけれど、よく分からない行動をする人のことはよく分からない。だいたい、ポストに入れたレターパックを、投函口に手を突っ込んで取り出せるのか?と疑問もあるだろう。ただわたしは疑問より先に、十分ありえるな、という経験に基づく感覚がこみあげてきた。ポストによっては、投函口まで郵便物が積み重なって入っていて(つまり満たん状態)、自分が入れたレターパックが投函口と同レベルにおさまることが、少なからずあるのだ。もちろんポストの場所にもよるのだろうけれど。例え相手が狡猾であっても、一旦郵便物をポストから取り出されたことに対する責任を、郵便局が負うわけではない。入れる側である自分が気をつけるしかない。そんな理由で気をつけなければならないことが、なんだかむなしい。