百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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包み紙をつくる

オリジナルの包み紙をつくる物語と、好きな包み紙の話。

本の福包み

「本の福包み」と題して、福袋的な本を一冊、本棚に忍ばせた。メッセージを書いた紙片をつけて。年明けの福袋とするにはちょっと気がはやいけれど、年末に向かうこの時期を、楽しくかつ穏やかに過ごすための仕掛けとして。どんな本が入っているのだろうか、…

出張本屋で包み紙

昨日の出張本屋では、オススメの本を7冊だけ用意して、販売した。それぞれ、私が所有している本を置いて、読めるようにしつつ、手渡す本は新品のものを、包み紙で包んでおいた。 そのアイデアのきっかけは、暑い屋外、なるべく本を傷めないようにしたいとい…

マヨネーズと包装紙

マヨネーズが大好きで、普通それにかけないだろう、と言われるであろうものにもマヨネーズをかけて食べることがある。昔からずっとキユーピーマヨネーズだったけれど、数年前に「キサイチマヨネーズ」に出会ってから一変。こればかり食べている。 出会ったの…

包み紙で包んで本を届ける

本を直接オーダーいただいた。本は、極端な話、どこの店(書店)で買っても受け取るモノは同じである。「この店で買うとこんなだったけれど、あの店で買うとこうだ」というものは、ほとんどない。だから売り手としては、本そのものでの差別化ができない。そ…

モチーフは杜子春

本を包むオリジナルの包み紙が完成しました。4月から随時、定期便や選書便、ウェブショップでのお買い物の際に本を包んでお贈りいたします。 ※つくってくれた作家さんのことと、紙選びのこと sarusuberi-to-taiyo.hatenablog.jp 本日は絵柄の話。 モチーフは…

オリジナル包み紙 紙選び

本を包んで贈るための包み紙を、オリジナルでつくりました。ブックカバーではなく、包み紙です。既存のものでも良かったのですが、自営業で長く本を届けるサービスをしていくにあたり、自分だけの包み紙がどうしても欲しくなってしまいました。「オーダーメ…

和菓子屋の包み紙

駅前に和菓子屋さんがあって、そこで赤飯を買って食べるのが好きである。和菓子屋で赤飯。昔はそんな買い物をする発想なんてなかった。 その和菓子屋「大文字」に、仕事帰りに立ち寄った。金曜日の夕方、一週間お疲れ様的な気持ちで焼き団子を買った。パック…

おにぎり屋の包み紙

自宅の近くに、おにぎりの美味しい米屋がある。ただ、私にとってここは米屋というより(米を買うこともあるけれど)、おにぎり屋と言った方がしっくりくる。毎日朝早くから手作りのおにぎりを並べていて、前職では、職場に行く前に昼食を買うことも多く、ず…

定期便の包み紙

yack yack booksの絵本の定期便を購読し始めて3年半以上経った。自分の力では選べなかったであろう絵本がたくさん手元にやってきて、いま本棚を彩っている。他人に選んでもらった本で蔵書をつくる楽しみは、この定期便があったから知ることができた。 絵本は…

「包装紙と箱のデザイン」

好きでよく読んでいる雑誌「&プレミアム」のバックナンバーをぱらぱらとめくっていたら、包装紙に関する連載があってびっくりした。購読するようになってからだいぶ経つけれど、こんな連載があるなんて知らなかった。「京都さんぽ部」によるコーナー「&Kyo…

包み紙をつくる

「包み紙」が好きだ。だから包み紙を使いこなしたい。何を包む?もちろん、本を包む。 包み紙と聞いて思い浮かべるのは、百貨店。和菓子売り場でちょっと高級な和菓子を買うと、ざらざらした紙で包装してくれる。帰宅してその包み紙を開けて広げる時のワクワ…