仕事終わりの電車内。窓からなんとなく外の景色を眺めている。ぎっしりと並ぶマンションを中心とした住宅群。これらの建築に、(微々たるものだけれど)かつて仕事で加担した私は、建物が建つことによって何らかの生命が失われ、環境が様変わりしたことにも…
堀部安嗣・中島岳志「建築と利他」(ミシマ社)を読んでいる。建築家と研究者による「利他」にまつわる対談集だ。納骨堂を設計するにあたっての心境を聞かれた堀部が「『この仕事は僕意外できないな』と思った」と言っていて、自分もそう言えるような仕事が…
8月にまとまった休みがとれそうだ。いわゆる夏休みというものか。この時間を使えば、何か新しいことに挑戦することだってできるだろう。ただ、時間があることに安心しきってしまうと、結局何もできなかった、なんてことになりかねない。いつものことだ。今年…
空を見上げたときに、雲ひとつない晴天も良いのだけれど、きれいに等間隔に並んだ雲がふわふわと泳いでいる様を見ると、なんだか嬉しくなる。大きくて黒ずんだ雲が、ものすごいスピードで空を横切っているのも、なんだか不穏な感じがして好きだ。あの雲から…
オフ。家族とたねまめに食事に行った。緑豊かで、都内とも千葉とも違った時間が流れているような町の古民家で、美味しいガレットを食べ、コーヒーを飲んだ。今の自分を形づくるきっかけとなる大事な時期である過去の数年間は、この古民家と、ここをとりまく…
朝、平日と同じように早めに起きて、カフェニルへコーヒーを飲みに。朝の時間だと比較的のんびりできて、特に心地よい。ちゃんと起きることができれば、土日の良い習慣になりそうだ。 家を出て少し歩いたら、白い百日紅が咲いていてきれいだった。そうか、も…
毎晩こうしてパソコンの画面に向かい、さあ日記を書こう、とするのだけれど、すぐに文字を打ち込めない日がほとんどだ。「結局書きたいことなんてないんじゃないか」「書くべきことのないつまらない毎日なのでは」と落胆することも多い。しかしかといって「…
強い雨がやってくる前に帰宅することができて良かった。朝、傘を持たずに家を出てきたから、これからやってくる大雨の予報に怯えながら地下鉄を乗り継いだ。最寄り駅前の空は暗く、一時的に暑さを忘れさせるものだったけれど、今度は別の憂鬱がやってくる。…
THE YELLOW MONKEYの新曲「CAT CITY」のMVが公開されるということで、21:00からのYouTube配信を待っていた。ただMVが流れるだけ、と言えばそれまでだけれど、開始直前に流れるカウントダウンになぜだかドキドキする。これって、ライブを観る時と同じだなあ。…
駅を出て、10分程度歩くだけで暑さがズキズキと体をいためつける。あれ、昔から夏ってこうだったっけ?と訳が分からなくなることがよくあって、今日もそうだった。ばったり会ったクライアントに「だから今日は省エネモードでお送りしております」なんて言っ…
自営業のスタートと同時に、太原堂の棚を借りて本を売るようになった。今月末で、まる4年になる。その間、月に1度くらいの頻度だけれど、定期的に店番をしては、棚の本を入れ替えてきた。ゆっくりと、静かな時間が流れる、不思議な書店空間が魅力だ。 5年目…
美容院に行った後、無印良品へ白シャツを買いに。普段着る上着は白シャツと決めていて、それを数枚ストックしておけば、朝服を選ぶのに迷う心配もなく、気分的に楽である。いつも同じ服ばかり着ているなあ、他のレパートリーはないのだろうか、と思われるく…
容赦なく暑い一日。3棟の建物を点検してまわり、帰宅した頃には、体中の水分が一旦抜けきったようで、身軽で清々しさすら感じた。ずいぶん水を飲んだはずだけれど、それも汗と一緒に流れてしまったような。 首筋がヒリヒリと痛い。日に焼けたのだろう。7月~…
電車内で「家族カレンダー」(中村暁野/アノニマ・スタジオ)を読んでいる。ひとことで日記、と言っても、いろいろな書き方というか、語り方、綴り方があって、本当に面白い。普段自分が書いている日記(のようなもの)とは全く異なる文体に驚き、自分もこう…
メールのやりとりが仕事時間の大半を占めている。こんな働き方、社会人になる前は全然想像できなかったと思う。日々、メールの受信に怯え、送信する文章に頭を悩ませる。いっそ慣れてしまえば気が楽なのだけれど、19年仕事をしていても、これがなかなか慣れ…