百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2023年5月21日

Caffe Nilに出張。表のテラス席にテーブルを置き、クロスを敷いて、そこにぴかぴかの本を並べる。即席出張本屋が今日も始まった。昨日までの雨が嘘のように、朝から暑いくらいの快晴。オーニングをかわすように斜めからつきつける直射日光で、ページがまぶし…

2023年5月20日

朝、いつもよりちょっと遅めに起きて、ご飯を食べて、少しだけのんびりしていたら、いつの間にか昼になって、午後になっていた。平日の、予定を追い、チェック欄を埋めながら過ごすような一日でなく、オフ感を持っていると、あっという間に時間が過ぎていく…

毎日、一輪

毎日、一輪。はじめて花・葉・枝を生ける人のための手引帖。/小野木彩香 エクスナレッジ 以前、タレントのユースケ・サンタマリアさんがテレビ番組で「ぼく、一輪挿しが好きでね、部屋に花を途絶えさせたことないです」と言っていて、素敵だなと思った記憶が…

2023年5月19日

今週末の出張に持っていく本を選んでいる。先日の晴耕雨読のひとはこ古本市では、10冊だけ用意した。雨天の予報があってたくさん持っていきづらいというネガティブな理由もあったのだけれど、少ない中からこれという一冊を選んでほしいという気持ちが強かっ…

2022年5月18日

天気が良くて、部屋の中に日光が差し込んでくるのを見て嬉しくなってくる。こういう感情は、昔はなかなかなかった気がする。晴れて当たり前、そう思っていたのかもしれない。パリッと乾いた服を着ることができるのは一つの幸せ。そういう言葉を、子どもの頃…

2023年5月17日

通勤の電車内で養老孟司「まる ありがとう」を読む。養老先生の愛猫・まるの可愛らしさ全開の写真を観てそのもふもふ感にうっとりしながら朝の時間を過ごした。「まるはものさし」そう語る養老先生の言う通り、ものを言わぬ猫の素直な行動を見て、人間社会に…

2023年5月16日

本を読んでいることが直接の原因で成長できているのかは正直分からないけれど、昔より我慢強くなったな、とか、穏やかになったな、とか、自分のそういった態度に気づくと「成長したのかも」と感じる。電車で座れなくてもイライラしなくなった(そもそもあま…

2023年5月15日

夕方、BOOKSHOP TRAVELLERに寄って本を補充した。嬉しいことにこのところ3営業日連続で本が売れている。そして今日も1冊、まさに今日補充した本がその数十分後に、売れた。これで4日連続だ。持ってきたものの棚に入れ忘れ、あやうく持って帰ってきてしまいそ…

2023年5月14日

ときがわの晴耕雨読さんの古本市イベントに参加した。雨の予報であったが、午前中はなんだか降らずに持ちこたえそうな感じ。これはツイてる、と思っていたらぽつぽつと降ってきて、一時は土砂降りに。天気はスッキリしなかったけれど、そのぶん思い出に残る…

2023年5月13日

熊谷で店番の後、明日はときがわ町の畑で古本市のイベントに参加するため、実家に来ている。昨年、誘っていただいた縁が、年を越えて続いているのが嬉しい。とは言え、数日前から当日は雨の予報。どうやら天気はずれそうにない。本にとって水は天敵。雨が降…

2023年5月12日

金曜日の夕方。決して余裕はないのだけれど、土日も店番にイベント出店と予定は詰まっているのだけれど、心にほんのちょっとの余白があるのがなんだか嬉しい。雲が広がりどんよりとして、しかしだいぶ明るくなった夕方の空が、気持ちを鎮めてくれている。こ…

2023年5月11日

明け方、スマホの地震警報音で目を覚ました。その数秒後に本当に揺れたものだから、まあその数秒で何かできるわけではないけれど、凄い技術だと思った。昼間、急に雨が降り出し、雷が鳴りだした。いつも乗っている電車が落雷で運転を見合わせていて、ちょっ…

2023年5月10日

法律の条文を読んで「ということは、〇〇ということか?」と解釈したことが、読み間違いだった、ということがある。今日もそうだった。次項まできちんと丁寧に読めば分かることなのに、ちょっと難しい言い回しだったことから、「これは今知りたいことと直接…

2023年5月9日

朝、家を出る時に心地良さを感じるくらいの気温になった。「よし、今日も頑張ろう!」と思わず声を出したくなるような気分だ。駅に向かう途中、駅から学校に向かって歩く高校生の列とすれ違う。そして交差点で誘導する高校の先生。大きい声で挨拶をしかける…

2023年5月8日

雨が降ったりやんだり、晴れたと思ったら風が強かったり、とこのところなにかと忙しい。まぁ、昼間、傘を差さずに外を歩けたから良かったのか。雨が降るとイメージするのは、靴の中に雨水が入って靴下が濡れ、気分が落ち込む様子。いつまで経ってもそのイヤ…