百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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自分で自分を運営するということ

もしわたしが「株式会社流山市」の人事部長だったら/手塚純子 木楽舎 松浦弥太郎の仕事術/松浦弥太郎 朝日新聞出版 昨年の夏、出版社の方に声をかけていただき、流鉄流山駅のすぐ隣で本を売る機会をいただいた。観光案内所兼コミュニティスペース「machimin…

2023年4月29日

夏のような天気に急に変わり、もうジャケットを着て外を歩くのがつらい季節になったのか、と焦った。決して嫌いではないけれどね。街を歩く人が皆、急に薄着になった(ついこの前までコートを着ていなかったか?)。女性のそれが目に入り、ちょっとだけ鼻の…

2023年4月28日

月末が来るたびに、1ヶ月が経つのが早いと感じる。もう4月が終わり、5月になる。連休が待っているから楽しみなのだが、やるべきことを考えるとちょっと肩も重くなる。こうした忙しない過ごし方にちょっとだけ憧れて、やることを選択し、決断してきたはずなの…

2023年4月27日

大きな声であいさつすることが大事。そんなこと、これまでに何回も言われ続けているはずなのに、とっさに声が出なくて、覇気のない人間だと思われただろうな、と落ち込むことが割と多い。声は大きい方だと自負している。ただ、声を出す瞬間に目に見えない負…

2023年4月26日

間食をなるべくしないようにする。そう決めたのが数日前。しかし帰宅後、どうしても口寂しくなってしまい、食事の前に菓子を口にする。やると決めたことを数日で反故にするこの背徳感、なんなんだろう。そう思っても、まあ少しくらいいいやと正当化してしま…

2023年4月25日

職場の移転に伴い、4月から勤務先が変わった。自宅から若干遠い駅になったのだけれど、今日、帰りに乗っている電車が3月まで毎日乗っていた電車より1本早いことに気づいた。3月までは約1駅間を歩いていたので、その分の時間を加味するとむしろ、通勤時間が短…

2023年4月24日

朝、家を出るときのあたたかさが本格化してきた。これならもっと早起きすることで、もっと朝の時間を有意義に使うことができるのではないか。そう思えてくるのだけれど、なかなか起きることができない。ジョギングを朝にしてみようか、とか、メールチェック…

2023年4月23日

Caffe Nilに出張。天気が良くて、終始日光が心地よくてうとうとしていた。先月、驚くぐらい寒かったからなおのこと、安心した。 店内の本棚の選書を見て興味をもっていたという方に、お会いした。どうやって選んでるんですか?普通の質問なのに、滞らずスッ…

2023年4月22日

朝からゆっくり過ごせているのはずいぶん久しぶりのように感じる。夕べ寝る前に飲んだばかりなのに、朝っぱらからコーヒーを淹れて飲んでしまった。贅沢な朝だ。 冬の間はほとんど植木に水をやらずにいたから、あたたかくなってきてもつい忘れてしまう。土が…

月と散文

月と散文/又吉直樹 KADOKAWA エッセイ集「東京百景」(※)を読んでなおのこと又吉直樹のことを好きになったのは、数年前。「秋の夜を走り抜けながら澄んだ空気の薫りが強くなったら、そこが仙川だ」当時仕事で仙川にはなじみがあったから、その言葉には妙に…

2023年4月21日

今週末も、本の補充に出張と盛りだくさんの二日間になりそう。で、持っていく本をどれにしようかといろいろ考えている。今週、新しく何冊か仕入れたので、それを持っていこうと思っている。この本はこのお店が良いな、とか、この本は出張で持って行って直接…

2023年4月20日

自営業で本屋を名乗る以上、本に関してはプロなんでしょう?と尋ねられてうろたえる訳にはいかない。ただ「本のプロ」ってなんだろう、という疑問は持っている。他人より世に出ている本のことを知っていなければならないという意味だろうか。こういう人には…

2023年4月19日

前職を退職するとき、ひとつの目標をたてた。40歳の誕生日を迎えた日に、「自分は自立して、この仕事で生きていくのだ」と胸を張って言えるようなオトナになることだ。退職したのが38歳になってすぐだったので、使える時間は2年弱。その2年弱を自分のための…

2023年4月18日

自宅前のジューンベリーがようやく花を咲かせて、ほっとした。しばらく花が咲かない状態が続いていたから、今年は咲かないのだろうか、と心配していたのだ。数分歩いたところには、もう花を咲かせ終わって散っているジューンベリーもあるくらいだ。同じ樹木…

2023年4月17日

昼休み。事務室から10分ほど歩き、ちょうどよい規模感の新刊書店へ行った。こういう本屋が好きなのだ。大きすぎると「どうせ見きれないし」と入る前から身構えてしまうし、小さすぎるとすぐ見終わって居心地が悪くなる。適度な規模のその本屋は、昼休みのリ…