百日紅と太陽

  真夏の太陽に向かって枝を伸ばし、花を咲かせるサルスベリのように。自分の成長を実感できるような読書体験を届ける本屋です。

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2022年8月30日

泣きっ面に蜂とはよく言ったもので、びっくりするくらい自分に当てはまることわざだなぁと思うことがある。濡れては困る書類を抱えているときに限って夕方雨が降り、そういう日に限って傘を持ち忘れる。書類が濡れないように気をつけながら帰る。ポストから…

2022年8月29日

日々勉強。昔からずっと頭にあって、行動しようと心掛けていた言葉なのに、全然習慣になっていない。それじゃ思っていても意味がない。そのことを松浦弥太郎「松浦弥太郎の仕事術」を電車内で読んでいて、思い知った。勉強の重要性は分かっていても、数日後…

2022年8月28日

Caffe Nilに出張。今月2回目。31冊に絞って持っていき、4割の本が売れた。持っていけるだけたくさんの本を持っていくのではなく、限定して持っていった方が売れるように感じた。その方が一冊一冊に注目してもらえるというのが実感だ。 クライアントと建築家…

2022年8月27日

久しぶりに奥沢駅の方を歩いたら、新しい建物がいつの間にか建っていた。古い建物があった場所が更地になったのをGoogleマップのストリートビューで知ったのがしばらく前。そこからさらに進歩していて、この辺りにずいぶん来ていなかったことを実感した。一…

地球に靴で乗る

地球に靴で乗る/小檜山貴裕他 ループ舎 靴を履いて外を歩くということは、靴を介して地球の上に乗ることだ。足を危険な物から保護しながら、地球を踏みしめさせてくれる。そう捉える視点を得てから、靴に対する見方も変わった。小学生の時、かかとをつぶし、…

2022年8月26日

風は強いけど 歩いて行かなきゃ 延々 青い陽の中で 目指したものを (THE YELLOW MONKEY /峠) 歌い出し、「通り魔のような雨」と思って調べたら「通り魔のような太陽」だった。残念。 通り魔のような雨がいつの間にか消えて、雲が広がっていた。傘を持って…

2022年8月25日

浴槽を掃除しながら、そういえば子供の頃、風呂掃除を習慣にしてたなぁと思い出した。自分も含めて3人きょうだいで1週間交代制。最初は自分の番がまわってくるのが嫌で、もう2週間たったの?なんて言っていたけれど、やがて習慣になった。その頃は服が濡れる…

その本は

その本は/又吉直樹 ヨシタケシンスケ ポプラ社 又吉直樹には三つの顔がある。一つはお笑い芸人。一つは読書家。もう一つは作家だ。これは私の独断だけれど、たぶん同じように感じている人は多いと思っている。 その三つの顔がごちゃまぜになって、多動力をも…

2022年8月24日

今日もいい天気。6月末に猛暑日が続けてやってきたときは、7月、8月と過ごせるのだろうかと心配になったくらいだけれど、なんとか8月下旬になった。正直、何度か熱中症になるんじゃないかと思うような時があった。中学高校の頃は、無邪気に体を動かしてもな…

職業としての学問

職業としての学問/マックス・ウェーバー著 三浦展訳 プレジデント社 大学職員をしている仕事柄、学生に触れることが多い。夜も遅くまで自習室にこもり、静かに勉強をしている。そういう学生がたくさんいて(自分も学生時代はそれなりに学習していたと振り返…

2022年8月23日

朝、事務所に向かって歩いている途中。ローズマリーの植え込みの中からちょびっとだけ百日紅が顔を出していてびっくりした。植え込みの中に種が飛んできて、育ったのだろうか。ローズマリーが生い茂る中、それをかき分けるように花を咲かせている百日紅に、…

2022年8月22日

この1冊を読み終えるまでは他の本を読まない、と決めている本があって、それがもうすぐ読み終わる。ここ1週間ほど、電車での移動中はこれだけを読んでいる。1冊を最初から最後まで通して読むこと自体が、久しぶりのように感じる。こういうとき、他の本に、…

希望はいつも当たり前の言葉で語られる

希望はいつも当たり前の言葉で語られる/白井明大 草思社 自分に気づきを与えてくれた言葉。勇気をくれた言葉。これまで生きてきて、そのような言葉にたくさん出会っているはずなのに、具体的に挙げよ、と言われるとなかなか頭に浮かばないから困ったものだ。…

2022年8月21日

太原堂で店番。曇りや雨の予報だったので、暑い街にとっては恵みの雨で、多少は涼しく過ごしやすくなるかなと期待していたら、雲はどこへ行ってしまったのか、むしろ晴天だった。さすが熊谷。ちょっとやそっとじゃ涼しくなんかさせないぜ、という気概のよう…

2022年8月20日

久しぶりにジョギング。いつも1周して終わりとしているところを、2周した。スタートして数分走っていたらなんとなく調子が良くて、今日は2周行けそうだと思ったからだ。2周目に差し掛かるころにはやはりばてていて、2周走ろうなんて決断したことを後悔したの…